飲食店経営とブログで生活しているこーせーです。
Web業で副業から独立し、飲食業も営んでいますが、コロナ禍を筆頭にそれはそれは絶望を幾度となく経験しました。
その都度自分の弱さを家族や周りの皆様に助けられ、今も事業を継続させていただけています。
現在、2024年から2025年現在は月間過去最高売り上げ4カ月更新、年間過去最高売り上げ達成と、なんとか盛り返しました。
そこで、今回は起業/独立した当時の自分に言ってやりたい失敗した行動やマインドをまとめました。
これから起業される方、起業したての方の事業が少しでも失敗から回避し上手に進めて頂けたら幸いです。
Contents
廃業寸前まで追いこんだ5つの失敗マインド

ビジネスをしていたらいい時も悪い時も必ずありますが、僕自身も先にお伝えしたようにコロナ禍を筆頭に廃業を考えるほど苦しい時期がありました。
今思うとこれまでの事業人生の中で下記のマインド面だった頃は、一時的に稼げていても後にしっぺ返しが来るマインドだったなと思っています。
それがこの5つ。
- 目先の利益を追い過ぎた
- SNSでみるTOP起業家の外側ばかり真似する
- 調子がいい時に傲慢になる、調子に乗る
- 自分を大きく見せる虚栄心
- 一発逆転を狙おうとする
一つ一つ実例を交えてお伝えしていきます。
①目先の利益を追い過ぎた
ビジネス初心者にとって、目の前の利益が気になるのは自然なことですが、夢中になりすぎると応援してくれている人に不義理を働いたり、顧客に不誠実に接してしまうことがあります。
特に初めて起業する方は、短期的な利益よりも長期的な視点を持って事業を進めた方が人生レベルで考えるとリターンは大きくなることの方が多いです。
僕の場合例えば、ブログアフィリエイトを始めた当初、自分では心からいいなと思っていない商品でも報酬が高いという理由でアフィリエイト広告を扱っていた時期がありました。
もちろん詐欺的な商品ではないし、情報商材とかでもないのですが、人によっては素晴らしい商品であったのはあったのですが、じゃぁ実際自分が手に取るか?と言われればそんなことはない商品ってあるじゃないですか?
それを報酬欲しさに扱っていたんです。

そんな目先の利益に溺れず、自分の信念を持ってブログで発信していれば、結果ブログアフィリエイトで稼げなくとも別の道で花が咲いていたのではないか?と、思うこともあります。
また、目先の利益に飛びつき、応援してくださっている先輩起業家やお世話になっている方々に不義理を働く人を何度となく見てきました。
もしかしたら僕もそういったことをやってしまったこともあるかもしれません。
なので、今は目先の利益を負うことなく、長期的に自分の信用、会社の信用を貯めることを意識して日々生活したり、事業を営んでいます。
②SNSでみる有名起業家の外側ばかり真似をする
SNSやYotubeなどで見る、キラキラとした成功を収めているであろう起業家に影響を受ける人は多いと思います。
ですが、彼らの発信している外側ばかり真似するのは危険です。
彼らの成功の裏には、泥臭い努力や数々の試みた失敗があるものです。
僕もCoco Bowls をオープンして1カ月ほどで自分が店に立たずにスタッフのみんなに任せっきりにしたことがあります。そして早く多店舗展開しようと動いていたことがあります。
今思えば、すごい起業家だと思われたかったのだと思います。
『自分が店に立たずにも店が回る』『多店舗経営している』
と、言いたかっただけです。いわゆるかっこつけですね。
そんなことをしていると、店の売り上げは右肩下がりになり、オープンから半年でコロナ禍となり、心を入れ替えました。
その後、まずは地に足を付け店に立ち、目の前のお客様に真摯に向き合うようになりました。
③調子がいい時に傲慢になる、調子に乗る

調子良くビジネスが進むと、つい気が大きくなりがちですが、これが実は落とし穴だったりします。
成功に酔いしれて、慎重さを失うと、傲慢になり必要なところで本来のサービスの質が低下したり、肝心な部分のミスをそのままにして顧客の信用を落とすことに繋がりかねません。
傲慢な奴を応援する人はいません。どんどんと人が離れていきます。
僕自身の場合は、上記の②の部分にも繋がりますが、飲食業のオープンから売り上げは調子が良かったのですが、新規オープンボーナスということを認知せず、調子に乗って店舗展開しようとしました。
そこで学んだのは、どんなに順調でも、調子に乗ると必ず下がる。
常に謙虚な姿勢を持ち続けることの大切さです。
こんなことは当たり前だろ。と思いがちですが、僕と同じように頭ではわかっていても行動が伴っていない人は意外と多いと思います。
④自分を大きく見せようとする虚栄心
起業時に自分を大きく見せたくなる気持ちはわかりますが、それが虚栄心となると、逆に信用を失います。周りの人もバカじゃないので、虚栄心は見透かされています。
僕も起業して少し稼げるようになってきたころ、その過程をSNSで発信していたことがありますが、行き過ぎると大きく見せよう見せようとし、結果本当の自分とのギャップが生じてストレスに感じ発信を止めてしまいました。
また、SNSで「稼いでいる風」を装って、詐欺的な行為をし逮捕されてしまう人のニュースを目にすることもありますよね。
重要なのは、自分の実力を客観的に見つめ、飾らず、コツコツと自分の成長を目指すことです。
⑤一発逆転を狙おうとする
上手くいっていない時の一発逆転劇はドラマチックで夢がありますが、ビジネスの世界では小さな積み重ねが本当に本当に大切です。(本当に)
状況を一変させようとする無理な策よりも、地道にサービスの改善やスキルの向上を重ねた方が、良い結果に繋がります。
僕自身も、コロナ禍で経営する飲食店が経営危機の時、フィットネスウェアを作ってネットで販売しようと試みたことがあります。
デザイナーさんにロゴを作成してもらい、あとは作るだけとなった時、資金面に不安がある、けど時間だけはあること気づきフィットネスウェア販売をストップさせ、改めてブログに力を入れることにしました。
コツコツと更新しつづけ、今では飲食店経営をしながらブログで収益も得ることができています。
あの時、無理して新規フィットネスウェア事業に投資しなくてよかったと思っています。
事業がうまくいかない時は、リスクの低い行動を地道に続けることが大切です。
起業失敗するマインドまとめ
ということで、今回は起業を失敗しかねない過去のマインドをお伝えしました。
まとめると
誠実に泥臭く謙虚に等身大の自分でコツコツといきましょう。
という当たり前のことです。
これらのマインドはどこかで見たり聞いたりするものですよね。
ただ、当たり前のことだと頭ではわかっていても、行動に移しきれない部分があるので僕自身もこれからも何度も振り返りつつ襟を正して事業を進めていきます。
ではまた!
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