今年こそ努力する!とモチベを上げてみても、2日3日頑張って、「今日はいいか、明日倍やれば」となり、だんだんと始めるのが億劫となり、気が付けばいつも通り日常を過ごしていることありますよね。
そして、継続できない自分が嫌になり、努力を始める一歩目も億劫になるという悪循環。
でも大丈夫。
僕たち全員「今やらなくてもいいこと」は継続できないんです。
僕自身、
- ダイエットを決意⇒-16kg落としてベストボディモデルジャパン全国ファイナリスト
- 副業ブログ⇒月80万円~100万円
と、ある程度の継続が必要なことで、(大したものではありませんが)結果を出すことができました。
それでも、今やならくてもいいことをモチベーションだけで継続するのはかなり辛いです。。。
そこで今回は、今年こそ変わる!けど継続できない…。という人に向けて
- 自分を変える3つの方法
- 継続できない3つの理由
- 継続する5つのコツ
をシェアします。
ではいきましょう!
Contents
自分を変える3つの方法
ここでは、ビジネス界では知らない人がいないほど有名な経営コンサルタントの大前研一氏の「人が変わる3つの方法」を参考に、僕自身の経験も踏まえてご紹介します。
有名な言葉なので、知っている方も多いと思いますが大前研一氏は「人間が変わる方法は下記のような方法しかない。」と言っています。
「人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは、
『決意を新たにする』ことだ。」
引用元:PREJIDENT online https://president.jp/articles/-/17083
①時間配分を変える
時間は僕たちが平等に与えられた大きなリソースの一つです。
総理大臣も大企業の社長も、著名人もあなたも平等に与えられています。
例えば、1日の時間配分が8時間睡眠をとり、8時間労働、食事2時間、出退勤時間2時間、だとして
8+8+2+2=20時間 1日に使える時間は残り4時間
この4時間を何に配分するか。を意識しようということですね。
僕で言うと、
- -16kg落としたダイエット時:家でゆっくりする時間を削り→ジムまたはウォーキング、もしくはダイエット弁当の仕込みなど
- 副業ブログに力を入れた時期:ジムや趣味のサーフィンの時間を削り→ブログ作業
と、目標を達成するために時間配分を変えました。
よく「何かが欲しければ何かを捨てなさい」という言葉を目にしますが、あれを愚直に
②住む場所を変える
「住む場所を変えることでも自分を変えることができる」とも大前研一氏は指摘しています。
これは個人的に好きな手法の一つで、主に以下の4つの理由があげられます。
⑴新たな視点と経験
新しい場所に移住することで、未知の文化、人々、習慣などに出会います。これにより新しい視点と経験を得ることができます。
⑵挑戦と適応
新しい環境、慣れない環境に適応することは、大きな自己成長に繋がります。
新たな言語を学ぶことであったり、新しい仕事や習慣に対応することであったりしますが、慣れない習慣→慣れることでマインドやスキルを成長させてくれます。
⑶人間関係・コミュニティの変化
住む場所を変えると、それまでの人間関係やコミュニティから離れ、新たな人々と関わる機会が増えます。
ここは次の【③人間関係を変える】にて詳しく解説していきます。
⑷ルーティーンの変化
住む場所が変わると、日々の生活のルーティーンも変わります。
食事、運動、睡眠など、様々な日常的な行為に変化が起き、こういった小さな行動の変化によって結果として自分自身が変わっていきます。
僕自身、ほぼ引きこもりで無気力人間だった大学生時代ですが、卒業後オーストラリアにて1年過ごすことで目標ができ、毎日明日が楽しみになりました。
③人間関係を変える
個人的には「人間が変わる3つの方法」の中で、最も強い方法だと思っています。
「今よく連絡を取り合っている5人の平均年収があなたの年収」と目にすることがありますが、これはあながち間違っていません。
つまり、付き合う人を変えれば、その人たちの物事に対する姿勢や考え方などに影響され、あなた自身の思考と行動にも変化が起こります。
なにも古くからの友人との縁を切れという話ではなく、新しい人間関係、コミュニティに属しましょう。ということです。
個人的には最もおすすめの方法です。
現代はSNSやオンラインサロンで、新しい人間関係やコミュニティに属することはとても簡単になりました。
僕自身もブログのオンラインサロンに入り、一人では作業のモチベが上がらない時も「他の人はやっている」と目にすることで、パソコンに向かう時間が増えました。結果として継続でき、成果も上がりました。
【結論】環境を変えよう
個人的には人間は環境の生き物だと思っていて、「自分を変える3つの方法」も「環境を変える」と解釈しています。
というのも、僕自身ダイエットで-16kg落とした際は、ダイエットを決意したその日にボディメイク大会の出場を申し込みました。
また、ブログで稼ぐと決めたときは、積極的に資金投資をしました(大した額ではないですが)
何か成果を出したい時はこういった「やらなきゃいけない環境にする」を意識しています。
やる気の出ない時はやる気でませんけどね(笑)
自分を変えたい人は空き時間や移動時間にオーディオブックを聞き込むのもおすすめ!
関連記事⇒月収3倍!audibleを7年使った口コミとユーザー評判まとめ
継続できない5つの理由
多くの人が継続できない5つの理由は下記のような場合ほとんどです。
- そもそも努力が自分の人生の価値観(未来像)に繋がっていない
- やらなくてもいい環境だから
- 無茶な目標設定をしている
- 目標設定の不明確さ
- スマホ(テレビ)など受動的なことをしている
下で詳しくみていきましょう。
①そもそも努力が自分の人生の価値観(未来像)に繋がっていない
そもそもですが、今行おうとしている努力が本当に自分のなりたい未来像や価値観に合っていない場合は努力することは難しいです。
例えば、健康を重視しない人が、他人からの勧めでダイエットを始めるケース。
他人との約束や期待に応えるためだけにダイエットを始め、長続きしない可能性が高いです。
努力の背後に自分の価値観や人生観を見いだすことが、継続の鍵となります。
この段階の方はまずは自身の価値観、人生観を深堀し、どんな価値観をもってどんな人生にしていきたいとのかを時間をとって考えていきましょう。
頭の中の全てをノートに書き出す(ブレインダンプ)のがおすすめです
②やらなくてもいい環境だから
自分の中でだけで決意したことを継続するのはかなりハードルが高いです。
特に近い将来に向けた努力は今その時にやってもやらなくても、すぐに大きな変化は起こらないためなおさらです。
自宅での勉強やリモートワークでは、周りに監視される感じが少ないため、休憩やサボりが増えやすいですよね。
自分以外の外部のプレッシャーや期待がない環境では、継続する動機が弱まってしまうのです。
③無茶な目標設定をしている
目標を立てる時はテンションが上がっているので、過度な目標を設定しがちです。
ですが、過度な目標は挫折の原因となります。
例えば、1ヶ月で10kgの減量を目指すという過度なダイエット計画。
初めはモチベーションが高くても、すぐに目標達成が難しくなり挫折してしまいます。
現実的かつ段階的な目標設定が、継続的な行動と成功へ一歩目です。
④目標設定の不明確さ
「毎日がんばる」のような、明確でない目標は行動の動機として弱いです。
下記で詳しく説明しますが、ビジネス界ではよく目標設定の原則として、SMART原則(具体的、測定可能、達成可能、関連性のある、時間制限のある)に沿って設定すべきとされています。
例えば「本を読む」より「1日5分、週に5日は本を読む」という数字を使った具体的な目標設定の方が行動しやすいですよね。
目標設定は具体的で達成可能な目標を設定しましょう。
⑤スマホ(テレビ)など受動的な行動が多い
受動的、つまり勝手に情報が流れてくるスマーフォンやテレビは、実際は何もしていないのに何かした気になってしまいます。
実は継続できない、やる気が起きない人に多いのがこの⑤が多いんじゃないかなと思っています。
僕自身も気が付けばショート動画に時間を取られていることがあるので、スマホの設定で強制的にアプリを終了するようにしています。
目標に向かって努力を継続するためにも、スマホやテレビなどの受動的な情報の受け取りは管理していきましょう。
継続する5つのコツ
それでは継続するためのコツはどういったものがあるのでしょうか。
ここでは継続する5つのコツをご紹介します。
- 環境を変える
- SMARTな目標設定をする
- 毎日のハードルを最も低く設定する
- やる気はやり始めてからじゃないと出ない
- ビジョンボードを活用する
下記で詳しく見ていきましょう。
①環境を変える
当記事の初めにご紹介した大前研一氏の「人間が変わる3つの方法」を、個人的には「環境を変えること」だと解釈しています。
僕たち人間は環境の生き物だと思っています。
例えば、テレビやスマートフォンがすぐに観れる家での筋トレはやる気が起きない人も多いと思いますが、ジムに行けば少しでも運動はするはずです。
ジムでスマホを見てダラダラする方が辛いでしょう。
僕が世界一周していた時、とにかく髪の毛はボサボサで、髭を生やしてとにかく汚かったです。
ですが、日本ではなるべくキレイにしようと意識しています。
それはもちろん、会社経営者として、飲食店経営者としてそうあるべきと思っているからです。
これも一種の環境の変化で僕自身の見た目も変わっていること。
なにも物理的な環境を整えることだけでなく、人間関係やあなたが置かれている立場などを変えることも一つの努力を継続するための動機づけになります。
環境を最適化することで、意識的に努力をしようとせずとも、継続的な行動に繋がりやすくなります。
②SMARTな目標設定をする
SMARTな目標設定とは、
- 具体的(Specific)
- 測定可能(Measurable)
- 達成可能(Attainable)
- 関連性のある(Relevant)
- 時間制限のある(Time-bound)
な目標設定のことです。
例えば、「毎日筋トレ頑張る」という目標よりも、「1日10回、週に5日腹筋を頑張る」とした方が目標が明確化され、行動に移しやすくなります。
長期目標、短期目標にかかわらず、必ずSMARTの原則に沿って目標設定しましょう。
③短期目標のハードルを最も低く設定する
努力するぞ!とテンションが上がって大きな目標設定をし過ぎると、実際に毎日行う努力の一歩目が億劫になり、やる気が出なくなってしまいます。
そこで、短期の目標は最も低くすることをおすすめします。
例えば、ブログを書こうと思った場合、「1記事書くぞ」と思ってパソコンに向かうのではなく、「とりあえずパソコンを立ち上げて一行書いてみよう」くらいでOK。
筋トレだったら、スクワットを1回でOK。
で、本当に一行書いて終わったり、スクワット一回で終わってもOK。
それ以上やれそうなら、続ければ大丈夫です。
一歩目のハードルはとにかく低く設定しましょう。
④やる気はやり始めなければ起きない
③と同じ部分もありますが、やる気はやり始めてからじゃないと出ないません。
「モチベが上がらない」、「やる気が出ない」→やらないでは、やる気はずっと出ません。
ブログを書く時もそうですが、なんか今日やる気出ないなーとか思っていても、パソコンの前に座り、とりあえず書き始める。
そうすると、なんだかんだで書き始めるんです。
なので、③の短期目標を低く設定することは、やる気を出すキッカケにもなるので、ぜひ取り入れてみてください。
⑤ビジョンボードを活用する
ビジョンボードは目標や夢を写真や文字で紙やホワイトボード、画像などで表現し、モチベーションを維持するツールです。
僕自身も目標が出来る度作成し、パソコン作業部屋にビジョンボードを置き、常に目に入るようにしています。
また、ビジョンボードをCanvaで作り、画像化しスマホのホーム画面にするのもおすすめです。
ビジョンボードは夢や目標達成のためモチベーションの維持におすすめです。
Canva内で「ビジョンボード」と検索するとテンプレートが沢山出てきますよ。
まとめ
今回は、努力を継続するための自分を変える方法を解説しました。
とにかく今回お伝えしたかったのは、「環境を変えよう」ということです。
自分を変えるには環境を変えるのが手っ取り早い。
もりろん、今回お伝えした内容を実践する中でも、試行錯誤したり、落ち込んだりすることもあります。
ただし、苦悩の後には必ず報酬があります
ぜひ今回の記事を参考に、新しい自分を迎えにいきましょー!
僕自身、上記の人間が変わるの3つの方法を「環境を変える」と認識しており、自分を取り巻く環境を自ら能動的に変えることによって自らの行動やマインドに変化が起こり、結果として成果に繋がると思っています。