「人と比べるな」とよく言われますよね。
僕自身、人と比べない比べないと思い、比べない方法を模索したりしました。
ですが、比べない方法を探すよりも、比べることを認めその先に行くことで自分の事業にも大きなプラスになりましたし、言うなれば生きやすくなりました。
今回は、僕たちが他人と自分を比べる心理と、比較から解放されポジティブに変換する方法を実践ベースでお伝えします。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
ではいきましょう!
Contents
そもそも、なぜ人と比べるのか?
まず、なぜ人と比べてしますのか?という原因を知り、その解決方法をみていきましょう。
他人と自分を比べるって、どんな心理?
よく自己啓発で「人と自分を比較するな」なんてことを見たり聞いたりしますが、そもそも人は自然と他人と自分を比較してしまうものです。
「隣の芝生は青く見える」なんてことわざがありますが、これは古代ローマの詩人が「他人の畑はいつも豊作」と書いたことが由来と言われてます。(ソースなし)
つまり、いつの時代も他人と自分を比較してしまっているということです。
なぜなら物事を【計る/知る】には”比較”が必要だからです。
例えば、
- 学校の成績の評価: 教師が生徒の学力をクラスや学校間の成績と比較して評価する。
- 企業の業績分析: 企業が自社の業績を競合他社や業界平均と比較して分析する。
- 健康状態の把握: 医師が患者の血圧や血糖値を健康な成人の平均値と比較して健康リスクを評価する。
など。
つまり、人との比較は自然な心理であり、自己評価や自身の位置を計る為に必要なことでもあります。
比較すること自体に良いも悪いもないのです。
”比較すること自体”に自己嫌悪になる必要はありません。
SNSの発展で他人のキラキラ部分ばかりが目に入るように
SNSで他人の近況を見れるようになった今の時代、人との比較をより一層強く感じてしまうのではないでしょうか。
ですが、特にSNSで見られる他人のキラキラ投稿は比較対象にならないことを知ることが大切です。
その理由は二つあって
- SNSでの投稿は他人に見せたい人生のうわずみの部分を切り取った部分であること
- そもそもウソの投稿である可能性があること
例えば、InstagramやTwitterで誰かが旅行に行った投稿や幸せそうな家族の様子(人生のうわずみ部分)を見て、自分の日常、もしくは落ち込んだ時と比べてしまうのは、そりゃ見劣ってしまっても仕方のないことでしょう。
また、自分自身を良く見せようとSNS用に写真などを用意している可能性だってあるのです。
僕たちの生活の一部にSNSがある今、人との比較は避けがたい現象ですが、その投稿が必ずしも現実を反映しているわけではないことを理解することが重要です。
これは20代でセミリタイア(fire)したヒトデさんのVoicyで学びましたので、一度聞いてみてもいいかもしれません。
人と比べることは自然であり、それ自体に良いも悪いもない
前途したように僕たち人間は本能的に人と比べてしまうことがあり、比べてしまうこと自体に自己嫌悪になる必要はありません。
比べること自体に良いも悪いもないのです。
ならば、その比べること自体を認めそれを
- ポジティブに変換するのか
- 小さくするのか
の2つの結論に持っていくことでこのSNS時代に生きやすくなるのではないでしょうか。
人は比べる生き物なのに、比べないように比べないようにという努力は辛いものがありますよね。
比べることを、自分の成長の原動力に変換しよう
比較することは人として当たり前に持つ性質。
ならばそれをどうするか?という話で、ここでは比べることをポジティブに変換する方法をお伝えします。
他人との比較を前向きな力に変える方法
他人と自分を比べるって、どんな心理? の項でもお伝えしたように、【比較】は物事を計ったり、知ったりすることができます。
つまり比較は、適切に扱うことで自分の現在地を把握することができ、そこから自己成長のためのポジティブなエネルギーに変換することがでるわけです。
なぜなら劣等感は、自分の弱点や改善すべき点に気付かせてくれるからです。
これらを認識し、受け入れることで、「いいなー俺も(私も)がんばろっ」と行動への原動力と変換できます。
僕はそうしています。
例えば、
- 副業で自分は成果が出ていないのに、SNS繋がりの同じ時期にスタートしたあの人は成果が出始めた→その感情を「もっとスキルを上げたり、時間を投資する必要があるな」という動機に変える。
- 他人の成功を見て→「私もそこに到達したい」という目標を設定する。
などなど。
劣等感をポジティブに捉え、それを自己成長へのステップとして活用することで、より充実した日々を送ることができます。
”比べる”を小さくする方法
では、比べることを小さくする方法はどうでしょうか。
個人的におすすめなのが以下の2つ。
- そもそもSNSを見ないようにする
- 寝る前に今日できたことを考え感謝する
それぞれ解説します。
①そもそもSNSを見ないようにする(スクリーンタイム)
正直これが一番なんじゃないかと思いますが、SNSを(もしくはそういった投稿を)見ないようにする。
物理的に他人と比較してしまう状況を少なくすることです。
スマホやPCなどのデバイスには基本スクリーンタイムという時間制限機能が付いています。
アプリ単位で設定できたりもするので、SNSをどうしても見過ぎてしまうという方にはこの機能がおすすめ。
ちなみに僕もInstagram、Youtube、の観すぎ防止のためスクリーンタイムを設定してます。
②寝る前に今日できたことを考え感謝する
人と比べると自己肯定感が下がってしまうという方には、寝る前に今日やったこと、できたことに感謝するのがおすすめです。
これはどんな小さなことでもOKです。
例えば、
- 本を5ページ読んだ
- ブログに1時間使った
- スクワットを5回した
など
一日の最後に自分ができたことにフォーカスすることで他人軸から自分軸に切り替えることができます。
ノートに書いたりするとより効果的なので、できる人は「感謝ノート」をつけたりするといいですね。
まとめ: 受け入れることから始めよう
今回は他人と比較して落ち込んでしまう方向けに
- そもそも人は比較するもの
- 比較は計ったり知ったりすることに必要
- 比較すること自体に良いも悪いもない
- それをどう受け入れ展開していくか
を僕自身が実践した結果気持ちが楽になり、他人のキラキラ投稿をみても「いいなー俺も頑張ろう!」と原動力に変換し行動に移すことができています。
比較しない方法を模索するよりも、それを受け入れどう対処してくかを考えていきましょう!