社会の波に乗って一生懸命働き続け、気がつけば30代に差し掛かろうとしていました。
僕には”いつか”世界一周したい、”いつか”起業したいという夢がありました。
(当時は目標ではなくいわゆるただの夢でした
ふと鏡を見たとき、その夢は「いつ」叶えるのか?と自問自答するようになり、「今のままでか叶えられるのか?」と悶々と毎日を送る中、当時の彼女(現在の妻)の「その夢を実際に始めるのいつなの?」という一言でスイッチが入り、1年半で250万円を貯め(妻は別で資金を貯め)脱サラし、妻と2014年に世界一周の旅に出ました。
帰国後の身の振り方など心配ごとは多々ありましたが、結論として2024年のこの記事を執筆当時は世界一周後起業して8年目になり、子供二人と4人で自分が住みたい場所で暮らしています。
この記事では、
- 旅に出たいけど将来や旅後の末路が心配
- 今の現状に満足していない
- 何か挑戦したいけど一歩踏み出せない
という方に僕の一つの事例と他バックパッカーさんのその後の人生をまとめました。
ぜひ一つの人生の参考にしていただければ幸いです。
Contents
バックパッカーの末路とは?
バックパッカーとして自由に旅していると、将来がないとか、自分の国を捨てたとか、税金を払っていないとかネガティブな感情を持つ方もいることは事実あると思います。
そして、そんな方々の意見を見ると、これから旅に出たいと思っている人も躊躇してしまうこともあるでしょう。
ということで、ここではバックパッカーで旅をした僕自身の事例と他の方の事例をまとめてみました。
バックパッカーで世界一周した僕の事例『結論』移住して起業して家族で暮らしている
世界一周し帰国したその足で宮崎県に移住し、起業して子供二人を授かり毎日充実した日々を過ごしています。
28歳で脱サラし、世界一周から帰国した当時29歳。
宮崎県に移住後、居酒屋アルバイトで生計を立てながら、ブログアフィリエイトに注力していました。
その後ブログだけで食べていけるようになり、独立。
独立後、第一子を授かりました。
2019年に飲食店経営を開始し、半年でコロナ禍となり絶望を経験。
なんとか家族と皆様のご協力を得ながら、現在も経営できております。
そして収入としては、世界一周する前の自分よりはありがたくも頂けております。
関連記事⇒世界一周経験者が解説!バックパッカーにおすすめの収入源6選
他にも起業する方が多い印象
他にも、旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)会長兼社長で、長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス(HTB)」社長も務める沢田秀雄さんは、学生時代バックパッカーとして50か国を巡る旅に出たことがあるそうです。
また、音声メディアVoicy(ボイシー)社長の緒方憲太郎さんは、1年間の世界一周に旅立ち、旅先で就職するなどのバイタリティーを持った方です。
バックパッカーのその後は3パターン
今まで出会ったバックパッカー達を思い返すと、旅に出たその後は
- 起業する
- (再)就職する
- 放浪し続ける
の3パターンになります。(当たり前ですが)
今でも当時同じ時期にバックパッカーをしていた人たちとはSNSで繋がっていますが、旅に出たことを後悔している人にはまだ出会っていません。
今でも当時同じ時期にバックパッカーをしていた人たちとはSNSで繋がっていますが、旅に出たことを後悔している人にはまだ出会っていません。
一度社会から離れると再就職が難しい??
再就職が難しいかどうかは、その旅で何を経験したか、どんなスキル得たのかなど、会社にとってその旅が意味あるものであったら再就職はできる可能性が高いでしょうし、逆に僕みたいに「自分の人生の経験」「理想の居住地を探す」などの目的の場合は、再就職にプラスに働くことはあまりないかと思います。
なので、もちろん個人差があると思いますが、”会社員として”成長するなら、もしかしたら旅に出ずに会社内で努力する方が成長はできるかもしれません。
ただ、個人的には”自分の気持ち的に”再就職は難しかったです。
もちろん再就職する方が向いている人もいれば、起業する方が向いている人もいて、結局は「その人がどう生きるのが心地いいか」じゃないかな。
人生観や考え方の変化
バックパッカーを経験することで、人生観や物事の見方が変わることがあります。
新しい文化、価値観、人生観など今までの自分にはなかった新しい出会いから、自分自身の価値観が変わるということが起こりやすいんですね。
これは僕自身も経験していて、旅をしなければ今もまだ「自分の人生これじゃない感」を引きずっていたと思います。
【結論】旅に惹かれているなら行けばいいし、末路が気になるならやめておけ
結局のところ、旅に出た後の生活が気になって、今の現状を維持したいなら旅に出るのは止めておいた方がいいし、自分の心に従って旅に出るならその後の人生にも納得がいくでしょう。
個人的にはバックパッカーで旅に出て大正解であったし、起業して、家族を持ち、今の人生最高に楽しんでいます。
よく、起業家界隈では「選択に正解はない、選んだ選択を正解にしていく」という言葉があります、まさにこれだと思います。
どの選択を取るにしても一度きりの人生楽しんでいきましょう。
ちなみに僕が経営しているお店のすぐ近くのパン屋さんも夫婦で世界一周してます(笑)仲良くさせてもらってます。