リモートワークという働き方が定着してきた現在では、一昔前と比べるとノマドワーカーとして生きることも難しくなくなりました。
今日はカフェで、明日は海辺で仕事をする。
そんな自由なノマドワーカーのライフスタイルに憧れる人は増えていますが、その実態は一体どうなのでしょうか?
僕自身「毎日好きな場所で好きなタイミングでサーフィンしたい」という想いのもと、ブログアフィリエイトで独立し、ノマドとして台湾、マレーシア、バリ島、など16カ国ほどでブログ作業をしてきました。
その経験から、ノマドになれる職種、必要なスキルや保険、ビザ問題といったリアルな話をまとめました。
ノマドワーカーとして好きな場所で暮らすことは、自分らしく生きる第一歩です。
今回の記事がその一歩目となれば幸いです。
ではいきましょう!
Contents
【結論】リモートワーク可能な職種でフリーランスとして働く
ノマドワーカーになるには結論、リモートワークが可能な職種で働くもしくは起業するが正解です。
ここでは具体的にどういったステップでノマドワーカになるのかを見ていきましょう。
ノマドワーカーになるまでのステップ
ノマドワーカーとして生活するためには、事前の準備と計画が不可欠です。
自己分析から始まり、収入源の確保、生活の計画まで、一歩一歩確実に実行することが成功への鍵となります。
ノマドワーカーになるための具体的なステップについて、順を追って説明していきます。
自己分析と仕事の見つけ方
ノマドワーカーになる前に、まずは自らのスキルや適性、さらには働き方の好みをしっかりと分析することが”長期的に活動するために”めちゃくちゃ重要です。
- あなたの得意
- 市場から求められていること
- どんな働き方がしたいか
この三つが合わさる職種を選べると強いノマドワーカーになります。
例えば、プログラミングやデザイン、ライティングなど特定のスキルを持っている場合は、それらを活かせクラウドソーシングサイトで案件を探していくことでフリーランスとして活動できます。(もちろん努力は必要ですが)
また、フリーランスとしてノマドとして働くなら、複数の収入源を持つことがリスクヘッジにもなるため、一つの職種に偏らず「クライアントワーク×情報発信」、「ブログ×SNS」など幅広い選択肢を検討しましょう。
と、言いましたが、はじめから自分の強みなんてわからないと思いますし、やってみないことには合う合わないがわからないと思いますので、まずはサクッと試しに一通り経験してしまうのが個人的にはおすすめです!
リモートワーク可能なおすすめの職種は次に詳しく記載されています。
ノマドワーカーになれるリモートワーク可能な職業とは
僕自身はブログアフィリエイトで生計を立て、その後飲食店経営もしているノマドワーカーですが、リモートワークが可能な職業は多岐に渡ります。
例えば、
- ブロガー
- SNSコンサルタント
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webディレクター
- コピーライター
といったデジタルマーケティングなどの分野では、インターネットとパソコンさえあれば、世界中どこからでも仕事が可能です。
また、オンライン英会話講師や翻訳、Webライティングなど言語を活かした仕事もリモートで行えることが多いですね。
これらの職種と、あなた自身のスキルを照らし合わせて重なる部分を探っていきましょう。
リモートワークが可能な職種に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
関連記事⇒自宅でひとり起業!通勤時間ゼロで安全に稼ぐバイブル
フリーランスとしてのキャリア構築
ノマドワーカーとしてより自由に働くにはフリーランスになることも検討する余地があります。
フリーランスとしてのキャリアを築くには、自己管理能力と高い専門性が求められます。
また、クライアントワークを中心に働くのか、それともブログやYOUTUBEなどの自社事業を中心に収益を得るのかはフリーランスになっても働き方に大きく関わってきます。
あなたが、クライアントワークで力を発揮できる人なのか、それともより自由を求めて自分自身でリスクをとって自社事業を行うのかは考えていく必要があります。
もちろん、「クライアントワーク×自社事業」という選択肢も大いにあり得ますね。
まずは副業から小さく始めよう
Webライターなどのクライアントワークをするにしても、ブロガーなどの自社事業を行っていく場合でも、背水の陣でいきなり今の職を辞めることはおすすめしません。
ブログやYOUTUBE、webライターなどは低資金・低リスクで始められる仕事も多く、低リスクが大きなメリットなのにそこを捨てるのはもったいないです。
まずは、会社員やアルバイトでも収入を確保しつつ、副業で上記の職種を試していきましょう。
ブログやYOUTUBEなど、中には長期目線で取り組まなければ結果がでないものもあるため、副業でコツコツと実績やスキルを積み上げていくことが大切です。
ノマドワーカーになるための実践ガイド:必要なスキルと心構えのすべて
自由なノマドワーカーになるためには、スキルセットと心構えが必要です。
ここでは、その両面に焦点を当て、具体的な方法を解説していきます。
ノマドワーカーとは何か?その生き方を理解する
ノマドワーカーとはどこでも自由に、まるで遊牧民のように働くスタイルのこと。
しかし、「ノマド=ふらふらしている」と考える人もいると思いますが、ちょっと早計です。
ノマドワーカーの背後には、自分で働き方をデザインするという根強い意志があります。
ノマドワーカーの基本
いきなりですが、質問です。
ノマドワーカーのイメージはどんなものですか?
もし「ビーチでサーフィンしつつ、ラップトップ打ち込んでる」なんて図を想像しているなら、そのイメージ、半分正解で半分不足です。
ノマドワーカーになるための基本は、「移動して働ける職種に就く、もしくはビジネスオーナーになる」こと。
近道はパソコン一つあればできる仕事、例えばプログラマー、ライター、デザイナーなどが定番です。
さらに、自己管理能力が必須。
場所や時間に縛られないからこそ、自分でスケジュールをしっかり組んで、タスクをこなしていく自律心が求められるんです。
そして、安定したインターネット環境も重要。これがないと、ただのフラフラしている人です。笑
世界各国のノマド事情
次に、世界のノマド事情に目を向けてみましょう。
バリ島やタイのチェンマイ、人気のあるノマドスポットですよね。
これらの場所の共通点は、コストの安さと快適な生活環境。
また、世界にノマドビザやフリーランスビザを発行している国もあり、長期滞在も可能な場合もあります。
参考サイト⇒ノマドビザ
欧米では、リモートフレンドリーなコワーキングスペースが増えており、ノマドワーカーが集いやすい環境が整っています。
ただし、日本でのノマドワーカーへの理解はまだまだこれから。
国によってノマド文化は大きく異なるから、行く前にしっかりリサーチすることが大切です。
ちなみに僕が経営する飲食店は、海外からのノマドワーカーがたまにご来店下さいます。
何をしている人なの?と聞くと、プログラマーや、ブロガーなど、世界的にもノマドワーカーは注目されていますね。
ノマドライフの魅力とは
「ノマドライフって結局、何がいいの?」そんな声が聞こえてきそうですね。
答えは明確で、自分らしいライフスタイルを手に入れることができる点です。
僕は人生において「自分らしく生きる」ということを長重要視しています。
時間に追われることなく、仕事とプライベートを自分でコントロールできる。
地球の裏側でも、自分の部屋でも、好きな場所で仕事ができるんです。
つまり、働き方の完全な自由度が魅力です。
お金を稼ぎながら旅もできるし、家族や大切な人との時間も作りやすい。
さらに、いろいろな文化に触れることで視野が広がる、新たなアイデアやモチベーションが湧いてくるんです。
これこそが、ノマドライフの真髄とも言えるでしょう。
ノマドに必要となるスキル
仕事もプライベートもバランスよく楽しむためには、いくつか押さえておきたいスキルセットがあるんです。
仕事の効率化、最新テクノロジーの活用、これらがあれば、充実した毎日を送るための土台を築けるでしょう。
では、具体的にどんな能力があるといいのか、ひとつずつ見ていきましょう。
タイムマネジメント能力の習得
時間は有限です。
自分の好きな場所で仕事ができるということは、逆に言えば好きなことを目の前にしながらも仕事に集中しなければいけないということ。
そこで、自分の時間をしっかり管理するために、タイムマネジメントはノマドワーカーにとって重要なスキルです。
具体的には
- 仕事の優先順位を決める
- 無駄な時間を削減する
- 短い休憩をはさみ、集中力を維持する
- 目標設定とそれに向けた計画を立てる
これらを身につけるには、まずは自分の時間の使い方を把握することが大切です。
一日に自分が何にどれだけの時間を使っているのか、タイムログを作ってみるのもいいですね。
自分では気づかなかった時間の浪費が見つかるかもしれません。
デジタルツールの活用法
デジタルツールは私たちの生活を劇的に変えてくれます。
効率よく使いこなせば、時間を節約でき、作業の質も向上します。
以下の点がデジタルツール利用のカギとなります。
- 誰でもできる作業や繰り返しの作業はツールに任せる
- 定期的に新しいやツールに目を向け、触ってみる
- 生成系AIは触っておく
例えば、タスク管理ツールを使えば、日々の仕事の進捗がひと目で把握できますし、クラウドサービスを活用すれば、どこからでも仕事ができるようになります。
ツールを使えば使うほど、その便利さが身に染みるはずです。
個人的にはブログ作業では生成系AIのChat GPTや、飲食業では予約管理システム、発注アプリ、シフト作成ツールなどなど多々利用しています。
その他のフリーランスのノマドワーカーとして必須スキルは下記にまとめました。
関連記事⇒ノマドワーカーに必要な7つのスキル!|自由に生きている人の習慣とは?
長期的にノマド生活を送る上で重要な3つの心構えとは?
ここまで読んでくださった方は、旅するライフスタイル、ノマドの世界に強い関心を持っていることと思います。
そして、その自由なライフスタイルは長く楽しく続けたいですよね。
ノマドで生きるって、どこにでも行ける自由さが魅力ですけど、長期的に継続するならマインドセットが必須だったりするわけです。
以下で、ノマド生活を成功させるための心構えを詳しく見ていきましょう。
①変化への適応力
旅は変化の連続です。
まずは「変化への適応力」を身につけましょう。
ノマド生活って、言ってしまえば予想外のことだらけ。
新しい土地へ行くわけですから、カフェのインターネットが思いの外遅かったり、海外だったら時差ボケで思考がナメクジ並みになったり。
ですが、そんなウィットに富んだ対応力を鍛えて、問題を乗り越える経験は、ご自身を一回りも二回りも大きくしてくれますよ。
②自己管理能力の重要性
オフィスに出勤せずに働くため、自分の時間を自己管理できる能力がノマドワーカーには不可欠です。
仕事とプライベートのバランスを見極めること、また目標設定や時間管理が上手く行えるかが成功の鍵を握るといってもいいですね。
誘惑が多い自由な環境下で業務に集中するには、高い規律と自制心を持ち続けることが本当に重要。
言わば、ダイエット中に目の前にケーキを置いて我慢しているようなものです(笑)
これはノマドワーカーのデメリットといってもいいかもしれません。
ノマドライフを続ける上では、自己管理をする!と強い意識を持ちましょう。
多くのノマドワーカー(フリーランス)は、自己管理ができず会社員に戻っていくことが結構多いんじゃないかと個人的には思っています。
なぜなら僕も一時期自己管理ができず、収益が激減した時がありました。。。
③持続可能な働き方を模索する
さて、いくら楽しくても、一時の遊び気分ではノマドは続きません。
長く続けるためには、体も心も大切にしましょう。
健康的に生活すること、ストレスを上手に扱うこと、それに加えて、人との繋がりを持つことを強く協調したいです。
僕の場合ですが、それまで稼ぐという目的でアフィリエイトに参入し、目標だった100万円を達成した時なんだか虚無感に襲われ作業する手が止まりました。
そのタイミングで飲食業を始めたことによって、充実感を得ることができ、またブログにも力を入れらるようになりました。
どのようにストレスを管理し、リフレッシュを取り入れ、社会的な繋がりを得るかは長期目線でとても大切です。
ご自身が持続可能なノマドライフを送れるよう、模索していきましょう。
生活面での実務
ふいに「もうちょっと生活に驚きが欲しいな」と感じるとき、ありますよね。
そんなあなたを後押しするためには、しっかりとした準備と実務がカギを握っています。
日々のルーティンから抜け出して、新たな日常を手に入れるためのノウハウをご紹介しますよ。
住居
ノマドといえど、毎日違う場所で寝泊まりしていては体力的にも大変ですし、仕事の効率面でも悪くなります。
ある一定の期間はそこで生活するわけですから、どのような住居に住むかも検討しなければなりません。
例えばフリーランスが集まるシェアハウスは情報交換ができますし、一人で過ごすならマンスリーマンションやホテル暮らしもあり得ますね。
僕は妻と世界一周中にアメリカで車を購入し、車中泊を繰り返しパナマまで行ったことがあります(笑)
その際もブログ作業は車の荷台でやってましたが、効率的ではなかったですね(笑)
健康管理と保険の重要性
健康あってのノマド生活。
フリーランスは健康診断などの健康管理も自分自身で行う必要があるため、疎かになりがち。
健康や収益の不安定なフリーランスにとって保険は、もしもの時に重宝するもの。
健康保険に加えて、私生活で起きるアクシデントに備えるための保険選びも大事です。
加入する際には保障内容をちゃんと確認して、後悔しない選択をしましょう。
収入面での保険のおすすめは無料登録するだけで損害賠償保険などが付いてくる【FREENANCE(フリーナンス)】です。
詳しくは下記の記事でまとめています。
法律とビザ問題への対応
海外を含めた変化に富んだ生活を目指すなら、法律に気をつけないといけません。
例えば在外日本国大使館や領事館のサイトをチェックすると、各国の法律やビザ情報が手に入ります。
ワーキングホリデーや特定活動ビザなど、目的に合ったビザを選ぶことが大事です。
規則を守りつつ、過ちのないよう手続きを進めていけば、トラブルもありません。
もし不安がある場合は、専門家に相談するのがベストですね。
まとめ:今日からできるアクションプラン
さて、今回はノマドワーカーとして自由に働くための全容をまとめました。
新しいことへの挑戦はエネルギーが必要なもの、まずは今日からできる小さな一歩を踏み出してみてください。
ステップのまとめとしては
- 自分自身の強みや好きを元に、リモートワーク可能な職業や起業を検討する
- 低リスクな副業からコツコツと進める
- 長期休暇を利用し、副業でノマドワークを経験してみる
- 収益が本業を超え、収益の分散や保険加入などのリスクヘッジをしたらフリーランスを検討する
- フリーランスとして活動するため常に学び、改善していくマインドをセットする
が堅実な道で、ノマド経験者の僕からもおすすめです。
ということで、一度きりの人生、自分が自分らしく生きられる人生を歩んでいきましょう!
今の日本であれば誰でも目指すことは可能です!
個人的には誰でも始めることができ、ノマドワーカーとして稼ぐことができる可能性のあるブログ推しですが、これは合う合わないがありますね。